スタートレック・エンタープライズ:S1第3話「死のファースト・コンタクト」あらすじや感想など
シーズン1 第3話「死のファースト・コンタクト」”Fight or Flight”のあらすじ
宇宙探査を始めたものの、特に事件も無く異星人との接触もなかった。調整不十分な船と慣れない宇宙旅行のためクルーの士気もなかなか上がらない。
そんな中、未知の宇宙船を発見しアーチャーは好奇心から接触を計る。
だが船から応答はない。アーチャーは無視するようにと進言するトゥポルには耳を貸さず、強引に船への上陸を決める。
船内には殺されたクルー達15人の死体が吊されており、体液を吸い出す装置が設置されていた。何者かの仕業であることは明らかだった。さすがに今度は危険を指摘するトゥポルの言葉に従い、犯人が戻ってくる前に退散することにする。
だがどうしても釈然としなかったアーチャーは、異星人船に戻って彼らを弔うことにする。
遺体を調べ、彼らの同胞へと救難信号を送ることには成功するが、戻ってきた犯人の船と鉢合わせになってしまった。
犯人の船との戦闘になるが全く歯が立たず、エンタープライズはワープエンジンも故障してしまった。犯人達は今度は人間の体液を狙ってエンタープライズを拿捕しようとしてくる。
そこに被害者と同じ種族の船が救助に現れた。
最初はエンタープライズを犯人と誤認した彼らに敵だと思われてしまうが、ホシの通訳により何とか意思の疎通に成功し、協力して犯人を打ち破る。
探査任務初のファーストコンタクトは散々な事態になってしまったが、アーチャー達は気持ちを切り替えて前へと進むのだった。
補足情報や感想など
- 愛犬のポートスがかわいいなぁ
- 従来シリーズなら転送であっさり乗り込むところを、宇宙服を着てシャトルで乗り移っていく手順を時間をかけて描いています。従来のスタトレばかり見ていると麻痺しがちですが、本来宇宙物ってこうですよねぇ
- 船内を探索する様子はエイリアンのようなSFホラー風味です。色々と従来シリーズになかった事をやろうとしているのが覗えます
- エンタープライズがよわよわなので、敵に全く歯が立たないというのも新鮮ですねぇ。脚本家が苦心して新機軸を打ち出そうとしているのを感じます
- 遭遇した船の異星人はアクサナール人とのこと。「宇宙大作戦」で名前は登場したことがありますがとてもマイナーな異星人です。惑星連邦設立後は加盟惑星の一つになります
- 採取したナメクジを別の星に放してしまってますが……外来種を勝手に放すのはダメでしょう
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