スタートレック・ヴォイジャー:S5第9話「水の惑星に消えた夢」あらすじや感想など
シーズン5 第9話(通算103話)「水の惑星に消えた夢」”Thirty Days”のあらすじ
トムは中尉から少尉に降格され、30日間の拘束処分となった。彼は拘束室の中で、このような事態になった経緯を、父親への手紙と言う形にまとめながら振り返る。
その日ヴォイジャーは海水だけで構成された惑星に遭遇した。
その惑星モネアの人々は300年前にこの惑星に移住し、海の中に都市を築いて暮らしている平和な種族だった。だが最近惑星の海水をつなぎ止める抑制力が弱まり、水が減少し始めているという。
ジェインウエイが試算すると、あと5年で全ての水が失われるとの結果が出た。
トムはその原因調査に協力を申し出る。
水中仕様に改造したデルタ・フライヤーでモネア人のリガと共に深海へ向かうと、そこには太古の昔に作られた人工重力リアクターがあった。これの不調が抑制力低下の原因だった。
深海生物との遭遇でダメージを受けたデルタ・フライヤーだったが、装置からダウンロードした情報を持ち帰る。
分析の結果、モネア人達が海水から酸素を取り出すシステムがリアクターに悪影響を与えていたことが分かる。
ヴォイジャーはそれを改善する技術と情報を提供するが、モネア人達は本気で問題に取り組もうとしなかった。
その態度にトムは腹を立てるが、ジェインウエイは内政干渉するような態度を厳しく禁じる。
だがトムは命令を破り、リガと共に酸素工場を破壊しようとする。
ヴォイジャーによって目論見は失敗し、トムは捕らえられた。
このあとモネア人達がどのような道を選ぶかは分からない。
拘束期間が終わり任務に復帰しても、トムの気持ちは晴れないままだった。
補足情報や感想など
- キャプテンプロトンを楽しむ仲間が増えてるのには吹き出します
- クライマックスのトムの行動は、いわゆる環境テロリストですね。ただトムが大恩あるジェインウエイ艦長に逆らってまで過激な行動に出た理由付けはちょっと弱いかなぁ。普通はもう少し自制心が働くんじゃないかしら
- 拘束期間中のトムが自問自答していく様子は良かったと思うんですけどね
- おそらくモネア人達はこのまま抜本的な対策をとることが出来ないまま、壊滅の日を迎えてしまうような気がします
- 余談ですが米国ではこのエピソードが放送された2日後から劇場版「叛乱」が公開になっています
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