スタートレック・ヴォイジャー:S5第1話「暗黒の汚染空間」あらすじや感想など
シーズン5 第1話(通算95話)「暗黒の汚染空間」”Night”のあらすじ
2500光年に渡って星系のない宙域に入って53日。この何もない空域を通過するには2年を要するため、クルー達の気持ちは沈んでいた。
事件の起きない空虚な日々の中でジェインウェイは自分を責め、ついには指揮をチャコティに任せて自室に引きこもってしまう。
だが突然、艦の全てのエネルギーが停止してしまう。原因は何者かの妨害フィールドだった。
3隻のエイリアン船に囲まれ、17人のエイリアンが侵入していた。
危機に陥ったヴォイジャーを救ってくれたのは、突如現れたマロン輸送船のエムック管理官と名乗る人物だった。彼のおかげでエイリアンの撃退に成功する。
彼によるとこの空域を抜ける空間の渦があり、彼はそこを通ってここに来ているらしいのだが、何を運んでいるかなど細かい事情については一切語ろうとしなかった。
捕らえたエイリアンにも事情を聞くと彼らはこの空間に住む種族で、マロン船による汚染のために滅亡に瀕しているらしい。ヴォイジャーはマロンの仲間と思われて攻撃を受けたのだ。
マロン人達はシータ放射線廃棄物をこの宙域に投棄していた。
ジェインウェイは廃棄物の浄化方法を教えてこの事態を収拾しようと考える。
だがエムックはこの技術によって自分が職を失うことを嫌い、交渉は決裂する。
ジェインウェイは空間の渦を破壊し、エムックがこの空域に来る事が出来ないようにしようと考える。だが渦は内側から破壊する必要があった。
ジェインウェイはヴォイジャーだけを安全に先に行かせ、自分が犠牲になって渦を破壊しようと考えるが、クルーは全員一致でその作戦を拒否。一丸となって渦を突破する道を選ぶ。
強力な武装で行く手を遮るマロン船に苦戦するヴォイジャーだったが、エイリアン船の協力でマロン船を撃退、渦を破壊して宙域を抜けることに成功する。
2年分の距離を飛び越えたヴォイジャーは、再び星の海へと突き進むのだった。
補足情報や感想など
- 開始早々モノクロでアナクロなスペースオペラが始まるのでぶったまげます(大笑)ついにキャプテンプロトンの登場です!! マジ最高!!
- 「気晴らしにボーグキューブでも呼んできてあげたい」
はい、迷言入りました!!! 冗談なのは分かりますが、あまり品のいい冗談とは言えませんね - 後半の展開はちょっとご都合主義が目立った気がします
- 今回は引きこもったり妙に暴力的だったりと、どうも今ひとつジェインウェイに良い印象がありません。一方でクルーの気持ちをまとめ上げたチャコティの方が株を上げた感じですね
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