スタートレックDS9:S6第16話「至高の絆」あらすじや感想など
シーズン6 第16話(通算140話)「至高の絆」”Change of Heart”のあらすじ
艦隊情報部からの依頼でカーデシアの二重スパイと接触するため、ジャッジアとウォーフはランナバウトでバッドランドへと向かう。
スパイのラサランが送ってきた暗号通信によると、彼は非常に重要な情報を持っているのだが、正体がバレそうになっており急ぎ亡命したいという。
ラサランと落ち合うため、2人は危険を承知でドミニオン支配下のスカーラ星へと向かう。
スカーラ星に潜入した2人は辛いながらも作戦を楽しむが、ジェム・ハダーとの戦闘でジャッジアがケガを負ってしまう。
それでも行軍を続ける2人だったが、ついにジャッジアは動けなくなってしまう。
ウォーフは1人で合流地点へ急ぐことにするが、このまま置いていけばジャッジアは確実に死んでしまう。
耐えきれなくなったウォーフは独断で引き返し、ジャッジアを運んでDS9に帰還する。
彼女の命は取り留めたが、ウォーフの元にはラサランが殺されたとの情報が伝えられた。
何百万人もの命を救うことが出来たかもしれない情報をフイにしてまで妻一人を助けたウォーフは、艦隊からの信頼を大きく損なうことになってしまった。
シスコは上官としてウォーフを叱責しながらも、かつて妻を戦闘で亡くした一人の男として、彼の心情に理解を示す。
そしてウォーフ自身も、自分のキャリアより妻の命を選んだことに、後悔は無いと言い切るのだった。
補足情報や感想など
- 序盤のジャッジアとウォーフの夫婦漫才が面白すぎました
- サブエピソードのトンゴ勝負は、クワークの仕掛けてくる心理戦がさすがでしたねぇ。心理戦が通じないデータでもつれてこないと太刀打ちは難しそうです(データはデータで手玉にとられそうな気もするけど)
- ウォーフの兄(ニコライ)が話題に上がるのは珍しいですね(TNGシーズン7第13話「滅びゆく惑星」に登場)
- ディスラプターによるケガには血を止まらなくする作用があるそうです。なかなか陰険な武器ですな
- ケガをしたまま合流地点まで行っても結局戻り道で困るんだし、ケガをした時点でジャッジアだけその場にとどまり身を隠して体力を温存するか、引き返すかするべきだったように思いますが……
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