スタートレックDS9:S1第3話「スペーステロリスト ターナ・ロス」あらすじや感想など
シーズン1 第3話「スペーステロリスト ターナ・ロス」”Past Prologue”のあらすじ
ドクターベシアの元にガラックというカーデシア人が訪ねてくる。彼はDS9に残った唯一のカーデシア人で、スパイではないかという噂があった。
自分が狙われてるのかもしれないという状況に、ベシアは興奮を隠せない。
カーデシア艦に追われたベイジョー人がステーションに逃げ込んでくる。
彼の名はターナ・ロス。コー・マというテロ集団の一員だった。
かつて彼と同士として共に戦っていたキラ少佐は、彼を守ろうとしてロールマン提督に直接保護要請を行うが、却ってシスコの心象を悪くしてしまう。
カーデシアのガル・ダナーはターナの引き渡しを要求してくるが、シスコはそれを却下し、ターナをベイジョー政府に引き渡すことにする。
既にコー・マからは足を洗ったというターナを信じ、キラ少佐は彼の身柄を守るために政府への根回しを進めていく。だがターナがコー・マを抜けたというのは嘘だった。
そんな折、ステーションに”デュラス姉妹”ことルーサとベトールがやってくる。彼女たちを呼び寄せたのはターナだった。
ターナはデュラス姉妹からビルトリウムという爆弾の原料を入手しようとしていた。一方でデュラス姉妹はターナをカーデシアに売って一儲けしようと目論んでいた。
ガラックのおかげでそれを知ったシスコは、ターナを泳がせる。
取引の後に本性を現したターナは、カーデシアとシスコの双方から追われてワームホールへと逃走する。狙いはワームホールの爆破だったのだ。
キラの活躍で爆弾は投棄されターナは逮捕される。
しかし裏切り者と罵られ、キラの心は重く沈むのだった。
補足情報や感想など
- 日本では第4話のエピソードになります
- 後の重要なキャラクターであるガラックが初登場ですが、実は第1シーズンでは恐ろしいほど出番が少ないです(今回だけ)
- ”デュラス姉妹”はTNG「クリンゴン帝国の危機・前後編」で権力争いに敗れて逃亡しています。再起のために資金集めをしているようです
- シスコとキラ少佐の関係はまだギスギスしていて信頼には程遠いですね
- クライマックスでキラとターナが乗っているランナバウトはYangtze(揚子江)号なのですが、日本語吹き替えではスターゲイザー号に変わっています。発音が日本語的でないから変えるというのは分かるのですが、スターゲイザーはさすがにどうかと……
- しかしシリーズ開始したばかりなのに重い話をもってくるものです。その展開の中でガラックに翻弄されるドクターベシアがちょっとした癒やしになっていますね
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