新スタートレック:S3第7話「宿敵! ロミュラン帝国」あらすじや感想など
シーズン3 第7話(通算55話)「宿敵! ロミュラン帝国」”The Enemy”のあらすじ
強烈な嵐が続き転送も通信もままならない惑星ガロンドン・コアで、上陸班は墜落したロミュランの船を発見、生存者1名を収容する。ここにロミュラン船がいるのは明らかな協定違反だった。
しかし嵐の中でジョーディが行方不明になってしまう。
ロミュランの生存者は重傷でとても話が出来る状態ではなかった。そこにロミュランの母艦から連絡が入る。母艦のトモロク司令官は生存者の引き渡しを要求し、あと5時間で中立地帯の境界線にやってくるという。
惑星に取り残されてしまったジョーディはウェスリーが送ったニュートリノ信号を目指すが、その途中でもう一人のロミュラン生存者バクラと遭遇する。初めは敵対心をむき出しにするバクラだったが、2人とも体に不調が出始め、ジョーディの説得で協力して信号を目指す。
一方エンタープライズが収容したロミュラン人の治療のためにリボゾームが必要だったが、クルーの中で適合するリボゾームを持っているのはウォーフだけだった。しかしロミュランを両親の仇と憎むウォーフはドナーになることを頑として拒否し、ロミュラン人は死んでしまう。
ロミュラン艦は境界を越えて連邦領域に侵入してくる。しかし既に引き渡すべき者は死んでしまった。これは戦端を開く絶好の口実だった。
一触即発の状況の中、ジョーディとバクラは信号にたどり着き、ピカードは危険を承知で2人を転送収容する。
バクラを保護したことで戦争の危機はかろうじて収まり、ロミュラン艦は中立地帯へと帰っていくのだった。
補足情報や感想など
- 前回に引き続きジョーディの活躍回です。前回は頭脳労働でしたが、今回は荒れた星でのサバイバルという肉体労働ですね
- 真珠湾攻撃はこの時代でもたとえに使われるんですねぇ
- リボゾームってなんぞや? と思って調べてみたら、体内でタンパク質を合成するために必要な小粒子だそうです
- 惑星に取り残された敵同士が協力して生き残るという、定番中の定番といえるお話でした
- バクラは「数千年後にはロミュランが銀河を征服する」なんて息巻いていましたが、このあと1000年も経たないうちに無くなっちゃうんですけどね。
- トモロク司令官は今後も登場しますが、今回見て分かるとおりあまりいい奴ではありません
- ロミュラン達がこの惑星で何を企んでいたかは不明のまま終わります(えー
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