スタートレック・ヴォイジャー:S5第26話「異空生命体を呼ぶ者達・前編」あらすじや感想など
シーズン5 第26話(通算120話)「異空生命体を呼ぶ者達・前編」”Equinox”のあらすじ
ヴォイジャーはU.S.S.イクワノックスからの通信を受信して駆けつける。
イクワノックスは何者かに襲われ大きな損害を受けていた。ジェインウエイは直ちに救助班を送り込む。だが生存者はわずかだった。
救助したランサム艦長によると、イクワノックスも管理者によってデルタ宇宙域に飛ばされ、長い間さまよっていたらしい。
イクワノックスは短距離調査用の科学船のためスピードも遅く、長距離航行には向かない設計だった。それでも生き残ってきたことをジェインウエイは賞賛する。
イクワノックスを攻撃していた謎の異星人はシールドを破ってヴォイジャーにも侵入しようと試みてきた。
ジェインウエイは守りを固めるためイクワノックスを放棄しようと考え、ランサム艦長も渋々ながら艦を捨てることを承諾する。
だがイクワノックスのクルー達は何かを隠していた。
ジェインウエイも不審な点があることに気づき、独自に調査を開始する。
密かに送り込んだドクターの活躍で、イクワノックスがエイリアンを殺してその体を燃料として利用していたことが判明する。その異星人は特殊な構造をしており、ワープスピードを飛躍的に向上させられるのだ。
異星人達は自分たちの身を守るために攻撃していただけだった。
それを知ったジェインウエイは、艦隊の誓いに反するこの行為に激怒する。
ランサム艦長以下、イクワノックスのクルーを拘束すると、改めて異星人とファーストコンタクトを行うことにした。
だがイクワノックスのEMHドクターがランサム達を解放し、ランサム達はイクワノックスを奪還して逃走してしまう。
シールドがダウンし、無防備になったヴォイジャーには異星人が攻撃を始め……
補足情報や感想など
- 久々に艦隊の別の艦が登場するエピソードです
- このエピソードの初回放送日はDS9最終回放映の一週前とのこと。この時期の本国のファンは濃密な時間を過ごせたでしょうね、うらやましい
- U.S.S.イクワノックスのブリッジセットはU.S.S.プロメテウス号で使用したものの再利用だそうです
- ジェインウエイの「艦隊の誓いは一度も破っていない、曲げただけ」という超有名な台詞が入りました……
- イクワノックスはヴォイジャーが出合っていない多数の種族と出会っていたようです。ポニア人とかクロトナン・ガードとか、知らない名前が色々出てきますね
- 生き残るために自ら倫理観を捨てたランサム艦長と、倫理サブルーチンを消されるだけであっさりと非道な事も出来るようになるドクター、というのは地味ながら上手い対比だと感じました
- ベラナの元カレ(?)が現れて焼きもちを焼くトムがかわいいです(苦笑)
ヴォイジャーの目次ページはこちら