スタートレック・ヴォイジャー:S4第24話「人を呼ぶ流動生命体」あらすじや感想など
シーズン4 第24話(通算92話)「人を呼ぶ流動生命体」”Demon”のあらすじ
エネルギー不足が深刻なヴォイジャーは、ようやく重水素を補給できそうな小惑星を発見する。
だがそれはYクラス、通称デーモン・クラスと呼ばれる惑星で、軌道に乗るだけでも自殺行為だった。しかし危険を承知で惑星へ向かう。
だが重水素の転送は失敗し、転送機は使用不能になってしまう。
そこでキムとトムがシャトルで地上へ向かう。だが地表の過酷な環境の中で2人は防護服を傷つけてしまい、酸素切れで倒れてしまう。
ヴォイジャーは残りの燃料を振り絞って惑星へと着陸し、チャコティとセブンが2人の行方を捜索に出るが、発見した2人は防護服無しで普通に生存していた。
帰還した2人は、今度は通常の環境では生活できなくなっていた。
体内に入り込んだ流動体が2人の生理機能を変化させ、この惑星の環境でなければ生きられない体にしてしまったらしい。
だが原因を探るために再度上陸したトゥヴォック達は、防護服を着た本物のキムとトムを発見する。防護服無しで動いていたのは流動体に複製された存在だったのだ。
だが複製体は記憶や人格まで完全にコピーされていた。
流動生命体は2人に接触したことで、これまで持っていなかった知能を得た。彼らは仲間を増やしたいという欲求を持ち、ヴォイジャーを捕らえようとする。
ジェインウェイは複製キムと交渉し、クルー達のDNA情報と引き換えにヴォイジャーを解放させる。
惑星にはクルーの複製達が残り、ヴォイジャーは旅へと戻るのだった。
補足情報や感想など
- 個室の利用も制限されるほどのエネルギー不足の場合ドクターは真っ先に一時停止されそうな気がしますが、それはしないんですね。今更ですが、ちゃんとクルーとして認められていることがよく分かります
- DNAのコピーだけで記憶や人格まで複製できるのかはちょっと疑問ですね
- この過酷な環境の惑星に地球文明が根付いてしまう事になるわけで、将来的に彼らがどうなるかは結構気になります
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