スタートレック・ヴォイジャー:S3第10話「暴君の星」あらすじや感想など
シーズン3 第10話(通算52話)「暴君の星」”Warlord”のあらすじ
ヴォイジャーは難破船に遭遇し乗員を救助するが、3名の救助者のうち1人は死亡してしまう。
生き残ったのはイラーリ星の王族の女性ノリと医師の2人だった。ヴォイジャーは彼らを故郷に送り届けることにする。
だがイラーリ星に到着するとケスの様子が豹変し、惑星からの使者とマーティン少尉を撃ち殺して、2人の生存者と共にシャトルで逃亡してしまう。
ケスはティーランという王の意識に乗っ取られていた。
ティーランは200年以上も前にこの星を支配した暴君だった。反乱によって王位を追われたものの、意識だけを他人に乗り移らせて生き続けていた。彼の目的は再び王位に返り咲くことなのだ。
ティーランはシャトルの転送で王宮に侵入すると、あっさりと王を殺害してしまう。残る目的は王子デマスの命だったが、デマスはヴォイジャーに保護されていた。
イラーリ星の政情はティーラン派とデマス派で真っ二つになってしまう。
ドクターがケスの意識を戻す方法を考案し、トゥヴォックが装置を持って王宮に侵入するが、ティーランに見破られて失敗してしまう。
ジェインウェイはやむを得ず強硬手段に打って出ることにする。
ティーランの中に残っていたケスの意識もティーランに立ち向かい、ケスの強い意志によってティーランの精神は弱っていく。
突入したヴォイジャーの部隊は王宮を制圧し、ティーランの意識を消すことに成功する。王位はデマス王子が引き継いだ。
だがティーランに乗っ取られたことで自分を見つめ直したケスは、自分が変化していくことを受け入れざるを得なかった……
補足情報や感想など
- 今回はケス役のジェニファー・リーンさんの独壇場ですね。中学生の頃からシェークスピア劇などをやっていた実力派というだけあって、さすがの演技です。小林優子さんの吹き替えも上手い!
- ケスの変化については、後々の事を考えると伏線めいたものを感じますね……
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