スタートレック・ヴォイジャー:S2第26話「ケイゾン総攻撃・前編」あらすじや感想など
シーズン2 第26話(通算42話)「ケイゾン総攻撃・前編」”Basics, Part I”のあらすじ
自室で拘留されているスーダは植物の栽培で意外な才能を見せる。彼はその技術で艦内の野菜収穫に貢献したいと考えていた。
一方、セスカから突然の通信が入る。
チャコティとの間に生まれた子供に危機が迫っており、助けに来て欲しいというのだ。だがこれが罠である可能性は高い。
救助に行くべきかチャコティは迷うが、罠を覚悟の上で準備を重ね、ヴォイジャーは救出へ向かうことになった。
途中で破壊されたシャトルを発見する。乗っていたのはセスカの部下のケイゾン人、ティルナだった。瀕死の状態の彼を救助したことで、セスカが危機に陥っているという信憑性は増す。
彼の証言を元にセスカや子供がいるというジーマ4号星へと進路を取ると、艦は断続的にケイゾンの攻撃を受ける。なぜかケイゾンは常に右舷船底を狙い続けていた。不審なものを感じコースを反転させると、ついにケイゾンからの総攻撃が始まる。
善戦するヴォイジャーだったが、ティルナが行った自爆テロによって航行に支障をきたし窮地に陥る。
パリスはシャトルでタラクシアの援軍を呼びに出るが連絡は途絶え、侵入したケイゾン部隊によって艦は占領されてしまう。ジェインウェイは自爆を決意するが、右舷に受けたダメージのため自爆装置も作動しない。
ケイゾンのカラはクルーを全員捕らえると、ハノン4号星に置き去りにしてヴォイジャーを離陸させた。
文明のない荒野の惑星で、ジェインウェイ達は去って行くヴォイジャーを見つめることしか出来なかった。
だが艦にの中には、まだドクターとスーダの姿があった……
補足情報や感想など
- 「殺人犯スーダ」で登場し自室に拘留中だったスーダが再登場です
- あなたの子供よ、と言い張ってチャコティを追い込むセスカが本当にいやらしいです
- セスカの巧妙な罠にはまってまんまとヴォイジャーを奪われてしまうわけですが、さすがに何もかも上手くいきすぎではなかろうか。でも右舷攻撃の理由が分かるシーンはなるほどと思わされました
- 宇宙に投げ出されたドクターのシーンは面白かったです
- 去って行くヴォイジャーを見上げるクルー達のシーンは絶望感が強くて次回が楽しみになります。ただ逆転のための布石は適度に置かれているので、なんとなく次回の展開は予想が付いてしまいますね(苦笑)
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