新スタートレック:S5第4話「殺戮の宇宙水晶体」あらすじや感想など
シーズン5 第4話(通算104話)「殺戮の宇宙水晶体」”Silicon Avatar”のあらすじ
メローナ4号星でコロニー建設の支援をしていたライカー、データ、ビバリー。
だが突然上空に巨大な結晶生命体が現れ、植民者たちを襲い始める。
エンタープライズが救助に駆けつけたとき、豊かだった植民星の地表は荒れ果てた荒野と化していた。
地下洞窟に避難していたライカー達を収容したエンタープライズは、水晶生命体の専門家カイラ・マー博士を迎える。しかしマー博士はデータを敵視していた。
博士の息子はオミクロンセータがローアの手引きで全滅した際の、犠牲者の一人だったのだ。
データの分析で水晶体の進路を追跡する方法を発見する。
マー博士は水晶体への復讐心から攻撃し殲滅することに意欲を燃やしていたが、ピカードは意思疎通の可能性を考えており、2人は対立する。
そんな中、貨物船カリスコ号が水晶体に襲われて全滅し、さらにブレクティアン星団にも危機が迫る。
水晶体を補足したエンタープライズは交渉を試みる。意思疎通の兆しはあったものの、マー博士は信号を共振させて水晶体を破壊してしまう。
息子の仇をとったと喜ぶマー博士だったが、データは息子の日誌の分析から「息子さんは博士の行為を喜びはしないだろう」と、淡々と語るのだった。
補足情報や感想など
- シーズン1第13話「アンドロイドの裏切り」で登場した結晶生命体が再度襲ってきます
- 人々を虐殺する水晶体相手でも交渉を試みるピカードは立派ですが、心情的にはやはり倒したいと考える人達の方に共感できます。我らがカーク船長なら有無を言わさず全面攻撃するところでしょう(苦笑)
- ライカーが入室して来る直前にテーブルにのせていた脚を下ろすピカード艦長が、めずらしく人間臭く感じられて好きですねぇ
- データがマー博士の息子の日記を再生するシーンなどは「死者の代弁者」もかくやという感じで大変驚きました(分かりにくいたとえでスミマセン)
データのこういう機能はもっと色々な話に応用できそうに思うんですけどねぇ
目次ページはこちら