新スタートレック:S3第22話「究極のコレクション」あらすじや感想など
シーズン3 第22話(通算70話)「究極のコレクション」”The Most Toys”のあらすじ
ベータ・アゴニス2号星で起きた水質汚染に対応するためハイトリチウムをシャトルで運搬していたデータは、取引相手の貿易商キバス・ファージョの策略で死を偽装され、囚われてしまう。
ファージョは宇宙中の貴重なものを収集するコレクターだった。ファージョにとってデータは貴重な収集品なのだ。
ファージョはコレクター仲間にデータを自慢しようとしていたが、データは徹底的に反抗しファージョに恥をかかせる。
一方どうしてもデータの事故が納得できないジョーディは、何か見落としがあったのではないかと悩み続ける。だがアゴニスの水質汚染が意図的に起こされたものだということが判明し、ピカード達はすべてがファージョの陰謀であることに気づく。
データを従わせるためにファージョは部下の女性バリアを殺そうとする。データが従ったためバリアの命は助かるが、それで嫌気のさしたバリアはファージョを裏切り、データとともに逃亡を企てる。
しかし逃亡直前にバリアはファージョのディスラプターに撃たれて死亡する。データはファージョに銃を向けるが、引き金を引く瞬間にエンタープライズへ転送される。
ファージョは逮捕され、彼の収集品は本来の持ち主のもとへ返却されることになった。
補足情報や感想など
- データの遺品を整理するジョーディとウェスリーが、ターシャのポートレートを眺めるシーンが感慨深いですね
- ジョーディがデータを思う気持ちの大きさが実感できるお話です
- ディスラプターはフェイザーと同種の武器ですが、より残虐性が高いということで連邦では使用が禁じられています
- クライマックスの部分は原語と吹替で正反対のことを言っているので戸惑います
原語では発射済みの銃を転送時の安全処置で停止させたことになっており、吹替では銃には安全装置がかかったままだったことになっています - つまり本来は「データが初めて人を殺そうとしたエピソード」ということなんですね。ここを間違うと意味合いが全然違ってしまいます
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