今度の大豆肉バーガーは如何に?
フレッシュネスパーガーが今月から新商品の代用肉ハンバーガーの試験販売を始めました。
まだ東京で5店舗しか販売しておらず正式販売は10月1日からだそうなのですが、 諸用でららぽーと豊洲に行ったところ、そこのフレッシュネスバーガーが取り扱い店舗の一つになっていましたので、昼食がてらに試してみました。
価格は単品で480円。レギュラーのフレッシュネスバーガーが単品420円ですので、やや割高ではあります(大きな差でもありませんが)
具は代用肉パティとレタスのみというシンプルさ。 レギュラーバーガーがトマトも挟んでいることを考えると、若干物足りなさを感じますね。こっちもトマトくらい挟んでもらいたかったような気はします。
タレはてりやきソースがたっぷりかかっていて、レタスの方にはマヨネーズ。本当にシンプルな組み合わせなのですが、これは代用肉をちゃんと味見して欲しいという意図があるのかもしれませんね。
そのパティについては、食感はかなり良く出来ていると思います。とはいえ噛みしめても肉汁などが出てくるわけではありませんので、タンパクでさっぱりした味です。この辺は他のチェーン店の代用肉やソイパティと同じですね。脂っこくありませんのでオッサンの胃袋には優しいです(苦笑)
ただまあ、正直言うとたっぷりかかったソースの方の味が強くて代用肉の方の印象はちょっと弱かったかも。
特に不味くもありませんが、現時点では積極的にリピートしようという気になる物でもないかなぁという感じ。とても普通に感じました。
ミラクルチップと言うそうです
テレ東のニュースモーニングサテライトでやっていたのですが、今回食べたこのパティに使われている代用肉は、熊本の「DAIZ株式会社」というベンチャー企業が開発した「ミラクルチップ」というものだそうです。
社名が示すとおり、例によって大豆の加工品です。
ただ一般的な大豆肉が油を絞った後の大豆カスを用いるのに対し、こちらの会社の場合は大豆全体を用い、さらに発芽寸前の状態に熟成させてから加工しているそうです。
発芽寸前の状態だとビタミンやミネラルなどの栄養価のバランスが肉の栄養価と非常に近くなるのだとか。
また、こちらの会社はニチレイの出資を受けているそうなので、今後ニチレイさんの冷凍食品などで使われるであろう代用肉はここの物になるのだと思います。
今後はもう少し味的な満足感を追求した商品を出して来るでしょうし、量産効果で価格も下がってくると思いますので、その辺には期待したいところです。いまのままでは、まだ今ひとつ魅力的には見えませんからねえ。