【30MM】コクピットにシートを組み込もう【陸戦アルトを作るその3】
コックピットに必要な物と言えば……
コクピット製作編その②です。
コクピットがキャノピー内に表現されたロボットと言えばやはりダグラムとレイズナーが挙げられるところですが、あれはどちらも10m級のロボットで、商品展開されているプラモデルも1/72とか1/48といったスケールです。
一方、30MMの機体は設定では16m級という小型モビルスーツ程度、プラモのスケールも1/144です。
まあ模型で好きに作る分にはスケールなんて気にしなくてもいいんですけど、じゃあアルトのコックピットに1/72のパイロットが乗せられるかというと……
どうみても大きすぎて無理ですね(写真のパイロットは1/72X-ウイングのもの)
というわけで、ここは素直に1/144スケールのコックピットを作ります。まず必要なのは座席とパイロットです。
そこでこれを買ってきました。
便利な物があるものです。これを何とかしてキャノピー内に収めていきましょう。
シートを組み込もう
サイズ的にはいい感じで収まりそうです。まずは邪魔っけなアルト側の真ん中にある出っ張りを削って、シートが収まるように平らにしてしまいます。
その上でそこにシートを貼り付けるのですが……
製品をそのまま貼り付けると、シートが出っ張りすぎてキャノピーが取り付けできませんでした。そこで結果として背もたれの後ろをかなり薄く削り込んでから接着することになりました。
なんとか収まりましたよ。それでも結構奥行き的にはキツキツで、パイロットのつま先を削ってやらないと、ちゃんと座らせることが出来ませんでした。
次に作ったのはシートの左右に取り付けるコンソールパネルです。この小スケールですからあまり細かいディテール入れるのも無理があると思いましたので、大雑把でもそれっぽく見えることを心がけました。
で、作ったのがこんな感じです。
タミヤの3mmプラ棒(角)を削り込んで作っています。コックピット内は意外と狭いので、これも様子を見ながら干渉しないように削り込んでいます。いまいちちゃんと左右対称に作れていないところに自分の未熟さが思いっきり出ちゃってますね……
あとシートの上にある3mm穴にはコトブキヤのモデラーズサポートグッズ「丸モールドIV」のパーツをはめ込んでいます。
※最近(2020年5月現在)この手のパーツはアマゾンだと妙に価格が高騰しています。本来は数百円の商品ですので異常な価格のマーケットプレイス商品にうっかり手を出さないよう気を付けましょう……