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07.ピカード(PIC)

スタートレック:ピカードS3第8話「降伏」あらすじや感想など

投稿日:2023年4月7日 更新日:

(文中にネタバレを多数含みます)

シーズン3 第8話(通算28話)「降伏」”Surrender”のあらすじ

タイタンを掌握したヴァーディクはクルーを人質にし、艦内に姿を隠したままのジャックに出頭を迫る。

自分の能力を自覚するようになったジャックは人質の一人と繋がって反撃を試みるが、ジャックの能力はヴァーディクに知られていた。行動は阻止され、ヴァーディクは冷酷に人質を殺していく。

ジャックはあえてブリッジに乗り込んで時間を稼ぎ、その間にピカード達は逆転の一手を打とうとするのだが……

一方囚われのライカー達は、シュライク号に潜入してきたウォーフ達によって救出される。シュライク号のデータベースから彼らの狙いを探ろうとするのだが……

情報を整理してみる

  • シュライク号に捕らえられたライカーはディアナと再会し、彼女との関係を修復しました
  • ライカーがディアナを呼ぶ時に使った「イムザディ」とは、ベタゾイド語で「愛しい人」という意味
  • (追記訂正)ライカーはヴァーディクに「流出コード」を教えてしまったと言ってましたが、ライカーの流出コードをタイタンが受信するシーンが前回「支配」の16分50 秒頃にありました(完全に忘れてました)
    要するにヴァーディクはライカーから聞き出したコードをわざと流してピカード達をおびき出そうとしたのでしょう。ただそのおかげで別行動中のウォーフ達もライカーの居所を知ることになったんじゃないかしら? このへんは台詞回しも含めてちょっと分かりにくいですね
  • ピカード達はデータとローアの意識間の敷居を取り外してデータの復活を試みました。一時はローアの意識がデータを圧倒しましたが、最終的にデータとローアが互いの意識を受け入れて融合しました
  • ポジトロニックブレインの意識世界で、データが取り出したホログラムのポートレートに表示されていたのはナターシャ・ヤー大尉(TNGシーズン1第23話「悲しみの星に消えたターシャ」にて死亡)
  • ターシャはデータにとってはかけがえのない女性です。TNGシーズン1第3話「未知からの誘惑」での出来事が、ずっと意味を持ち続けていますね
  • ターシャのポートレートはTNGシーズン3第22話「究極のコレクション」でも登場しています
  • データがホームズに扮するのはTNGシーズン1第7話「姿なき宇宙人」が最初。以後「ホログラム・デッキの反逆者」などで度々ホームズ姿になります
  • ブリッジクルーの面々でポーカーをするのはTNGの定番シーンでした
  • 久々に登場したデータの飼い猫、名前はスポット。性別はメスです。TNGシーズン4第11話「ヒューマン・アンドロイド・データ」で初登場。
    ちゃんと昔と似た猫を用意してますね(それともCG処理かしら?)
  • ヴァーディクは宇宙空間に放り出されて死亡し、シュライク号もタイタンの攻撃によって破壊されました
  • 以前の可変種は宇宙空間でも平気だったはずなのですが、この新種の可変種は宇宙空間には適応出来ないようです
  • ディアナはジャックの心と繋がり、ジャックの脳裏に浮かぶものの正体を探ろうとするのですが……(TNG未見の方向けに一応説明しておくと、ディアナはテレパス能力を持ったベタゾイド人なのでこういうことが出来ます)

今回の感想

前回が「溜め回」だったので今回は逆転回と予想していたのですが、コレがなかなか逆転しなくて、じれったいのなんのって。

と思い始めた矢先、颯爽と登場するウォーフにシビれました。なんて頼もしい!! でも未だにディアナを巡ってライカーと張り合うのは笑った。

今回はデータが勝利の鍵なわけですが、やはりデータが本気を出すと一気に形勢が逆転しますなー。TNGにおいていかにデータが便利な役割だったのかを思い出します。

でも確実にデータが勝つ見込みが無いままにデータとローアの融合を実行するのは見切り発進がすぎませんかねぇ。とはいえメタ的視点で見れば結果的にデータが生き残ることは分かりきっていたりもするので、展開としては少々もったいぶりすぎかな? という気も少し。

まあこのシーンの肝は過去の記憶を振り返りながら、データとローアが互いを否定するのではなく受け入れていくという展開なわけで、データという存在が一度死んで生まれ変わるにはふさわしいものだったと思うわけですよ。

ただそれならそれで、じゃあシーズン1でのデータの死は何だったんだということにもなってしまうんですが、「そちらは安らかに眠っています」などと言い切ってしまうのにはズッコケました。いや分かるけどさー。ライカー達も「ネペンテは嫌い」とか言い出して、なんかシーズン1を随分ディスってませんか今回(苦笑)

とまあ細かく気になる点はありつつも、旧作メンバーがやっと作戦室に勢揃いしたシーンは感慨深いですな。今回の見所はやはりここでしょう。みんな年寄りになってしまったのが何とも複雑な気分ではありますが。

ジャックの能力の正体についての解明は、結局今回もお預けのまま。えー、いい加減もうスパッと謎解き終わらせて次の展開に移ろうよー。

しかし何というか、「扉に封じ込められた闇」「古い悪意」とか言ってるので、ボーグ関連ではなくパーレイスっぽい感じが強くなってきましたな。ビジュアル的にもそんな感じだし。でもそれだと何でパーレイスがピカードやジャックと関連するの? とか、納得いかない点も多し。何らかのミスリードという可能性もまだ捨てきれず。

その辺も含め、次回は筋道の通った説明を希望したいですね。

あともし本当にパーレイス関連なら、パーレイスを封じる使命を負ったあの方にも是非再登場を願いたいところ。そろそろ戻ってきてよー! やくめでしょ!

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執筆者:


  1. 某K より:

    ピカードの感想を1話から見てます~
    毎回言いますはこのサイト以外もう感想記事何て無いんですねぇ~つぃったーとか僕わかんない。
    序盤はイヤミなショー艦長はあの環境は嫌になるよなぁ、初実戦だと考えたら余計に、
    トリブル怖い!殲滅しようぜ!カークの死体?とかジェネシス計画が保管されてたりデイストローム保管所は怖すぎ、

    シーズン重ねる毎によくなっていっている(形状バラバラの宇宙艦隊)がもう残り2話っすかね、
    全艦隊(時代的に数万隻体制なんだが)がソル星系に集合して「そも、観艦式は地球のエドワード・・・」でテロが起きて第二次ドミニオン戦争が始めたいのかってか敵の目的不明、正体不明で今月終わるのかな?
    最終話にはFの引退式とヴォイジャー級「エンタープライズG」の出港式典が有るものと期待してる!艦長はトゥヴォックで!

    また最終話にコメントさせていただきます。
    ジャックは若いが力有る若者って感じですね、ケルヴィンラインのカーク、

    • raccoon81920 より:

      ついったー見ると結構感想あるんですけどね、ただ文字数限られてるから簡単なものばかりですけど。
      残り2話しか無いのに本当にちゃんとまとまるのかはちょっと不安です。
      ジャックがカーク的なのは私も思います。彼とショー艦長はいいキャラクターになりましたね。

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