【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S2第4話「戦士の報復」あらすじや感想など
シーズン2 第4話(通算16話)「戦士の報復」”Nothing Left on Earth Excepting Fishes”のあらすじ
エドはジャネル・タイラー大尉と付き合うようになり、そのことを周囲にも打ち明ける。ゴードンもケリーもエドを祝福してくれた。
エドとジャネルは休暇を取って旅行に出かけることにした。だがシャトルはクリル戦闘機の迎撃を受け捕らえられてしまう。
クリルの目的は艦隊の機密コードの入手だった。クリル人達はジャネルを痛めつけるところをエドに見せつけ、エドに機密コードを白状させる。
だがこれら全てはジャネルによって仕掛けられた罠だった。ジャネルの正体はエドに恨みを持っていたクリル人のテレヤだったのだ。
絶望するエドだったが、ちょうどその時クリル艦に別の種族(シャクタル人)の戦艦が襲いかかってきた。
艦が破壊され混乱する中、エドとテレヤは脱出ポッドで近くの惑星へと逃れる。
シャクタルの追っ手が迫る中、2人は救難信号を送るため対立しながらも山頂を目指すが、テレヤは強い日光に耐えられないため昼間は洞窟に身を隠すことにする。
だがこの惑星の一日は地球の23日に相当すると判明した。とても次の夜を待ってはいられない。エドは一人で山頂へと向かう。
救難信号を送るのには成功したが、シャクタルの追っ手が迫ってきた。
取り囲まれ危機一髪のエド達だったが、救難信号で駆けつけたゴードンの見事な操縦によって救助される。
エドはテレヤを再び捕虜にするが、考えた末彼女をクリルに送り返すことにした。
この決断を批難するものもいたが、エドはいずれクリル人達が話し合いの席に着いてくれることを信じて、彼女を見送るのだった。
補足情報や感想など
- ゴードンが「探査艦なのに輸送任務ばかり」とボヤきますが、元祖スタトレのエンタープライズも割と雑用ばかりやってましたね(苦笑)
- 冒頭の映画は「王様と私」ユル・ブリンナーはカッコイイですなー
- テレヤはシーズン1第6話「クリル」に登場したクリル人女性です。ちゃんとその話を踏まえた展開になってるのは良いですね
- 敵種族が地球人に化けて潜入してくるという展開は、ファンの間では同時期に放送されていた「スタートレック:ディスカバリー」とよく比較されたそうです
- 敵勢異星人と共に遭難するというのはスタトレでも数多くある典型的なパターンですね。さらに救難信号を送るために対立しながら山頂を目指すというのもお馴染みの展開です(DS9シーズン5第9話「あの頂を目指せ」など)
- まあ大変出来すぎたお話ではあるのですが、実に”らしい”エピソードでもあります
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