慣れ親しんだ味のコンビーフがリニューアル
ノザキのコンビーフがお馴染みの台形缶を終了するとのことで話題になっていますね。
【大切なお知らせ】
この春、台形の枕缶に入ったコンビーフの販売を終了いたします。
枕缶での販売開始から70年、製缶等製造ラインが限界に来ており、
このような決断となりました。長年のご愛顧、
誠にありがとうございました。あと少しの間
枕缶をどうぞよろしくお願いします。【1/3】 pic.twitter.com/dMHtvfK5zB
— ノザキ(ノザキのコンビーフ)【公式】 (@nozaki1948) January 15, 2020
なんでも製造ラインの老朽化で、従来の缶が作れなくなるとのこと。あの独特な巻き取り式の缶が無くなるのはちょっと寂しいですが、まあ製造開始から70年も経つそうですので、製造ラインに限界が来るのも仕方ないでしょう(むしろ今までよく続けていたものです)
それでコンビーフが今後どうなるかというと
- 現在の缶は既に製造を止めており在庫のみで終了
- 3月16日から新しいアルミ缶容器で新発売(開けやすいシール蓋に)
- 新型の内容量は従来の100gから80gに変更、賞味期限は半年長くなる
- 健康志向に合わせて脂質を減らす
- 新製品の価格はコンビーフが395円、コンミートが265円、脂肪分50%カットコンビーフが395円、和風コンビーフが370円(全て税別)
とのことです。脂質も減らすそうですので今の味のままの製品については本当にこれで終わりということになりますね。
価格については内容量減少型の実質値上げです。まあ致し方ないところでしょう(余談ですが、世の中はデフレなどと言われてはいますが、実質的にはインフレはしっかり進んでいると思います)
折角なので買ってきました
在庫限りというニュースが広まっており、こういう時は普段買わない人まで購入しますので(俺もだ)もう店頭から消えてるんじゃ無いかと思っていましたが、普通にスーパーに積まれていました。
まあ考えてみればこの缶に思い入れがありそうなのは一定の世代以上のオッサンが多そうですし、コンビーフ自体も脂質が多くてオッサンになるとちょっとキツくなってくる商品なんで、わざわざ買いに来る人は限定されそうです(苦笑)
今日は金曜日なのでカレー!
コンビーフを使ったカレーの作り方はちょっと検索すれば色々出てくるのですが、今回は最近よく利用しているワンプロカレーでやってみることにします。
- まずはほぐしたコンビーフを炒めます
スパイシーさと辛さを少し足したかったので、クミンパウダーと輪切りの唐辛子も加えました。 - コンビーフに十分火が通ったらワンプロカレーを投入
例によって隠し味でウスターソース、ケチャップ、溶いたインスタントコーヒーを入れ、少し煮込んで全体がまとまったら完成です。う~ん、簡単!
出来ました
コンビーフは溶け込んでソースの中に混ざりこんでしまいました。おかげでかなりドロッとしたカレーになりましたよ。
一見存在が分からなくなったコンビーフですが、食べてみると味はしっかりわかります。コンビーフは独特な風味が強いですからねぇ。炒めるときにクミンと唐辛子を加えたのは大正解。クミンとの相性はすごく良いです。だいぶスパイシーになりました。同じワンプロカレーを使っているのに、前回作った鯖缶カレーとは全く印象の違うカレーになりましたよ。
ただ食べ終わった感じとして、ちょっとしょっぱかったかなというのが反省点。少し塩分が多かったかもしれません(今日は寒くてあまり汗かいていなかった影響も大きそうですが)
この辺の味の微調整にはもう一工夫の余地ありというところでしょう。と言っても所要時間10分程度のお手軽時短調理ですからねぇ。それを考えれば十分な出来ではあります。