もずくを食べましょう
私はもずくをよく買って食べるのですが、先日ローソンストア100に買い物に行ったときにこんな商品を見つけました。
スーパーでも普通に売っている3パック入りの味付けもずくですが、普段このタイプの物はスーパーでは150円くらいで売られています。写真の物はローソンストア100のオリジナルブランド商品ですので当然100円(税別)です。
こりゃ安くていいやと買っては来たのですが、安いというからには何か理由があるはずです。普段から口にする物なのですから根拠は知っておきたいと思いますので、他社の物と比較をしてみました。
比較対象は以下の通り
イオントップバリュー生もずく、3パック148円(税別)
イオントップバリュー三杯酢もずく、3カップ98円(税別)
株式会社沖栄フーズ沖縄県産もずく、3パック148円(税別)
ローソンのもずくが三杯酢でしたので、他も全て三杯酢でそろえました。個人的には昔あった土佐酢のやつが好きだったんですが、いつの間にかなくなって今は三杯酢か黒酢しか見かけませんね、残念。
う~ん、見た目だけじゃサッパリ違いが分かりません。若干色合いに違いはあるようにも思えます。
食べ比べてみた印象では、ローソンとイオンの98円はほぼ差がなく、イオンの148円はややかつお節の風味が付いたという感じ。最後の沖栄フーズのもずくが一番違っていて、かつお節の風味がだいぶ強くなります。ハッキリ言って沖栄フーズのが一番美味しかったです(個人の感想です)
データで比較検討してみます
4商品とも内容量は70g×3パックと表示された商品です。実際の重量を比較してみます。1パック当たりの内容量と、水気を切ってもずくのみの状態で重量を量ってみました。
ローソン | イオン98円 | イオン148円 | 沖栄フーズ | |
内容量(実測) | 74g | 76g | 70g | 68g |
もずくのみ | 32g | 24g | 35g | 40g |
ローソンが割りと頑張ってますね~、イオンの145円の物とあまり差がありません。イオンの148円の内容量は誤差なくピッタリ70gだったので驚きました。イオンの98円の物は水気を切ったら中身少なっ!そんな気はしてましたよ(苦笑)
無視することは出来ない添加物の種類
内容量以上に無視できない違いもありました。添加物の多さです。
一番添加物が少なかったのが沖栄フーズのもずく。もう明らかに原材料リストの行数が違います。
ローソンとイオン98円に共通していたのは「アスパルテーム・L・フェニルアラニン化合物」「アセスルファムK」「スクラロース」という添加物。イオン148円の物は「スクラロース」の他に「塩化Ca」なども含まれていました。
「アスパルテーム・L・フェニルアラニン化合物」「アセスルファムK」「スクラロース」はいずれも人工甘味料だそうです。「塩化Ca」は冬の融雪剤として使われるアレですが食品添加物として使う場合は凝固剤として使われるそうです。
いずれも食品としての安全を確認されている添加物ですが、あまり種類がたくさん入っているのは気持ちの良いものではないですね。気にならない人はそれでいいでしょうケド・・・
というわけで
やっぱり安い物は安いなりに量が少なかったり、添加物でコストダウンをしていることが分かりました。添加物をどこまで気にするかは個人個人の判断になりますが、私は出来れば添加物は少ない方が良いなぁと思います。その分値段は上がってしまいますけどね。
まあ実際の所、食べて一番美味しかったのは食品添加物の少ない物の方でしたので、私は普段食べるのはやっぱりこっちの方が良いですねぇ。