赤身の肉をプロの手法で焼く!
先日のNHKあさイチ(2019年7月10日放送分)で紹介していた「誰にでも簡単にできるプロの味!赤身肉の焼き方」というのを、遅ればせながら試してみました。
番組ではとても美味しそうに焼けていたのですが、う~む、見ていてちょっと疑問に思った点もあり、本当にこんなに簡単に美味しく焼けるのかは半信半疑だったのですが、まあ実際に試してみればその辺もハッキリするでしょう…
牛もも肉を買ってきた
まずもも肉を買ってきました。スーパーの安い肉でも美味しく焼けるとのことでしたので、安いもも肉を買ってきました。
また、番組の別のコーナーでは「牛もも肉は高さがあって丸い物を選べ」と言っていたのでそれも参考にしました。高さがある方がお尻側に近いもも肉できめ細かいのだそうです。
では焼いてみましょう
放送された手順に従って焼いてみます。
下ごしらえは一切無し、塩コショウすら振らずに冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態のままフライパンに入れて焼き目を付けます。火力は強火。焼き時間は厚さ2センチなら2分、3センチなら3分だそうです。
買ってきた肉は一番厚い部分で3センチくらいでしたので、3分焼くことにします。塩コショウは焼き色を付けながら振りかけます。
3分焼いたらアルミホイルにくるんで、予熱で火を通します。
予熱を入れる時間は、やはり厚さ2センチなら2分、3センチなら3分だそうです。
3分後、再びフライパンに入れ30秒ほど表面を焼いてこんがりカリッとさせたら完成です。
早速切ってみました。
良い感じでタタキ状になってますね。切った際に表面に艶があって中から水分が出てくるのがバッチリなポイントと言っていましたが、どうやら大丈夫そうです。
では食べてみます
う~ん、固い!(苦笑)
ある程度予想はしていましたが、固いよこれ…番組での説明ではアルミホイルにくるんで予熱を通すことで柔らかく仕上がるようなことを言っていましたが、赤身肉はそんなに甘くありませんよねぇ。
改めて録画しておいた番組を見直してみたところ、試食をした際の司会やゲストの方々の感想が
「淡泊なもも肉ですね」とか「家でこの焼き方が出来たらすごいですね」
ってコメントばかりで、誰一人美味しいって言ってねぇ(笑)
しかもゲストの一人は一切コメントせず無表情。みんなその間も口を動かし続けていたのは笑った。
やっぱ筋切りくらいはしないと駄目でしょ。あとはお酒やタマネギに漬け込んでおくとかね(肉を軟らかくする調味料とかでもいいけど)
焼き方自体は程よい加減に出来ましたので良かったと思うんですけど、やっぱり赤身肉は下ごしらえで手を抜いたら駄目だと思いますねぇ。