壽屋プラモ・メガミデバイス(忍者・弓兵)制作日記、完成しました
できました
白い部分を置き換えたグレーはMr.カラーのグレーFS16440
赤色はピンクで下地を塗った上でMr.カラーのモンザレッドを吹いてます
金色はガイアのスターブライトゴールド、黒についてはつや消しブラック
肌色はガイアのフレーム・アームズ・ガール カラーからプラスチックフレッシュとシャドウフレッシュです
墨入れは基本的にガンダムマーカーで行っていますが、髪の影はエナメル塗料を使用しています
仕上げのクリアー塗装はメカニカルパーツに対してはスーパークリアのつや消し、その他の部分にはスーパースムースクリアーを使用しています
今回作ってみて気づいた事まとめ
2体同時制作で作業効率自体は良かったのですが、単純に作業量が倍になったので途中から大変面倒くさくなってきました(苦笑)
作ってみてコトブキヤ製品の癖とか注意点がだいぶ分かりましたので、覚え書きをかねて書いておきます。
- ABSパーツはタミヤのプライマーを吹いて下地を作りました。また組み合わせ時に余計なダボは極力切除し接着することでパーツへのクラック発生を抑えるように配慮しました。おかげで一切割れは発生せず、問題なく塗装できました。
- 接着は基本的にMr.セメントS(流し込みタイプ)を使用し、部分的にタミヤのABS接着剤も併用しました。合わせ目処理ではウェーブの模型用瞬間接着剤も使っています。
- PVCパーツはガイアマルチプライマーの下塗りで塗装可能でしたが、少々剥がれやすかったので塗面は弱いようです。PVCパーツはパーティングラインの処理についても、もう少し検討したいところです。
- フェイスパーツは付属のタンポ印刷済みパーツをつや消しクリアー処理して使いました。ラッカーのクリアー塗料ですが印刷には特に影響はでませんでした(下の写真は右半分だけつや消しクリアーを吹く実験をしたものです(画像拡大可))
- 各関節は念入りに可動のクリアランスを調整してあげないと危険ですね。特にこのキットの場合は肩の接続部の破損の可能性がかなり高いと思います。プラスチックに影響が出ないシリコングリスなどを潤滑に使うのも有効だと思います。
- 今回練習もかねて全塗装してしまいましたが、やはり全塗装すると塗装剥がれのリスクが大きくなってしまいパーツの組み替えやボーズ付けにはかなり気を使います。組み替えで遊ぶ事を売りにした製品ですので、こういう製品は下手に全塗装するよりも部分塗装のみで組んで遊び倒す方が正解かもしれません。
- 塗装する場合、膝関節などの塗装表面が擦れる可能性の高い場所は、組み立て時に接着面で削りを入れるなどして塗装クリアランスの確保をしておいた方が良いでしょう。
- 不意な塗装剥げ対策として、やはり塗面自体を強くする配慮はした方が良さそうです。ABSパーツはプライマーのおかげで比較的塗料の食いつきが良くなりますが、通常のPSパーツも下地処理は丁寧に行いましょう。サーフェーサーはやはり吹いた方が良いです。私はいつもクレオスのサーフェーサーを使っていますが、クレオスはあまり下地として強くないですね。プライマーも配合したタミヤのサーフェーサーの方が良いような話を聞きましたので、次作で試してみる事にします。