(以下、ネタバレ全開です)
シーズン2 第1話(通算第9話)「保安官」”The Marshal”のあらすじ
マンダロリアンはザ・チャイルドの故郷に関する手がかりを得るため、他のマンダロリアン戦士を探していた。
とある惑星の地下闘技場でゴア・コレシュという人物から、惑星タトゥーインのモス・ペルゴの街に一人居るとの情報を得る。
惑星タトゥーインを訪れたマンダロリアンは、以前世話になったペリの修理工場でモス・ペルゴが地図に存在しない街だと知る。
スピーダーバイクでモス・ペルゴへやって来たマンダロリアンは、マンダロリアンアーマーを着ている保安官と出会う。しかしその男はあっさりとヘルメットを脱いだ。アーマーを着ているだけでマンダロリアンの戦士ではなかったのだ。
保安官の名はコブ・ヴァンス。アーマーはジャワから買ったという。
マンダロンの戦士ではない者が伝統のアーマーを着るのは教義に反するため、マンダロリアンはコブにアーマーを渡すよう迫り、2人はにらみ合う。その時街をクレイト・ドラゴンが襲う。ドラゴンは家畜を丸呑みにすると去って行った。
コブはドラゴン退治に協力したらアーマーを返すと約束し、2人はドラゴンの巣へ向かう。途中、同じようにドラゴンを倒したいと考えている砂漠の民「タスケン・レイダー」の協力を取り付けるが、ドラゴンを倒すにはそれでも戦力不足だった。
街の人々を説得し、全員一丸となってドラゴンに挑む。
苦戦の末、彼らはドラゴンを爆殺することに成功し、マンダロリアンは戦利品のドラゴン肉の塊と、コブのアーマーを持って砂漠を後にした。
砂丘の上には、その姿を見つめる人影があった……
情報を整理してみる
- コブの着ているアーマーがどうも見たことのあるデザインだったので調べてみたら、これ「ボバ・フェット」のアーマーをジャワ(砂漠の廃品回収屋)が回収していた、という物だそうです。
- そのアーマーがどういう経緯でコブの手に渡ったかは劇中で簡単に描かれていましたが、これは小説「アフターマス」に収録されている短編の内容からだそうです
- 最後に登場した謎の人物を演じているのはテムエラ・モリソン氏とのこと。この方はエピソード2で「ジャンゴ・フェット」を演じておられ、要するに「ボバ・フェット」は死んでいなかった、という展開なわけです(※ボバはジャンゴのクローン)
今回の感想
ドラゴン退治はかなり派手な戦いでシーズン2開幕にふさわしいアクションシーンでした。地中を移動するドラゴンというものでしたが、ドラゴンと言うより「トレマーズ」のグラボイズとか「デューン砂の惑星」のサンドワームあたりを思い出します。
そしてこの回では「ボバ・フェット」登場という一大ファンサービスを仕掛けてきましたね。
恥ずかしながら私はそれほどスターウォーズには詳しくないため、最後のシーンの役者さんのお顔を見ても全く分からず、気になって調べてやっとその辺の仕掛けが分かったという次第です。
なるほどこれは熱狂的なファンの人が予備知識も無しに見たら超ビックリしたでしょうねぇ。こういうところはまさにシリーズ物の醍醐味といえるでしょう。