(ストーリーのネタバレを含みます)
第6話(シーズン1最終回)「とわに時を いつでも」のあらすじ
”虚無”を抜けた先、2人がたどり着いた場所には巨大な城があった。
そこで2人を待っていた “在り続ける者” は普通の地球人だった。
31世紀の科学者だった彼は平行世界移動技術を開発したのだが、それがきっかけで平行世界間の戦争を引き起こしてしまったという。
彼はアライオスを武器として利用し戦争を終わらせると、TVAを設立して時間軸を一つに絞ることで、新たな多元宇宙間戦争が起きるのを回避していたのだ。
“在り続ける者”はロキとシルヴィに2つの選択肢を提示する……
一方、TVAに戻ったメビウスはラヴォーナと対面、協力して新たなTVAを作ることを提案するが、ラヴォーナはその申し出を断り何処かへと姿を消す。
“在り続ける者”は自分を殺して新たな混沌をもたらすか、ロキとシルヴィが後継者となって時空の管理を続けるかを選べという。彼は疲れており、引退を望んでいたのだ。
これまでの恨みを捨てきれないシルヴィは彼を殺そうとするが、その場合に引き起こされる事態の重要さに気づいたロキは彼女を止めようとする。
果たして2人のとった行動は……
情報を整理してみる
- “在り続ける者” の個人名称は登場しませんでした。”征服者” という呼称は使っていましたが ”カーン” とも ”ナサニエル” とも呼ばれませんでした。なんだか意地でもその名前は出さないようにしていたみたいです(苦笑)
いずれにせよこの ”在り続ける者” は死んでしまいましたし、今後は分岐の数だけ様々な変異体が登場することをほのめかしていましたので、やはり ”カーン” の変異体の一人なのだろうとは思います。※「アントマン3」にはこの役者さんが登場するそうです - 時間軸が分岐すると分岐の先の31世紀で別の “在り続ける者” が発生してしまい、平行世界移動技術を開発して対立が始まってしまいます。そのため分岐を防ぐ目的でTVAを設置した、ということのようです
- ラヴォーナは、2018年にオハイオ州のF・D・ルーズヴェルト高校で教員(校長?)をしていたようです。※2018年は「インフィニティ・ウォー」が起きた年です
- シルヴィによってはじき出されたロキが到着したTVAは、かつてのTVAとは別のものでした。これって要するに別の “在り続ける者” が作り替えてしまったTVAということ? それとも全く別の次元のTVA? それともシルヴィが改変した? う~む分からん(ややこしい)
- 物語はシーズン2に続くだそうです(えー)
今回の感想
全っっっっ然、終わってねぇ!!!! シーズン2に丸投げラストきたー!
そのくせマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズとしては超絶重要回だというのがタチが悪いですね~
これまでMCUシリーズでマルチバースが描かれなかった理由が語られ、その上で今後はマルチバース展開が起こりまくることを示唆してきましたよ!
シルヴィはかなりヤバいことをやらかしてしまいましたねぇ~~~~!
これで時間分岐が止められなくなってしまったため、いくらでも平行世界からキャラクターがやってこられるようになりましたよ。
でもこれ収集つきませんよねぇ。それにメビウスがロキのことを覚えていないというのは悲しかったなぁ。メビウスさんには最終的にジェットスキーを楽しむ幸せなラストを用意してあげて欲しいのですが、それまでの道のりはかなり遠そうですね……
今回のシリーズで特筆するべきは、ロキのメンタルの変化の大きさでしょうね。従来の彼からはだいぶ成長しましたよ。でもロキらしさは薄まっちゃったかなぁ。今ならソー兄さんとも普通に和解出来るでしょうが、そう簡単に会いに行くわけにも行きませんしねぇ……そもそもあの世界では死んでるんだし。
いずれにせよ再び”虚無”を超えてシルヴィに会いに行かないことにはロキは収まりが付かないでしょう。でもこちらもそう簡単にはいきそうもありません。ここからどうストーリーを展開していくのか全く予想が出来なくなってきましたよ!
こりゃあシーズン2までが長そうだなぁ……