(ストーリーのネタバレを含みます)
第4話「分岐イベント」のあらすじ
ラメンティスから脱出する手段を失ったロキとシルヴィは荒野に座って黄昏れていた。だが2人が互いを愛しく感じたことで急激な時間分岐が発生する。
2人の頭上に惑星崩壊が到達する直前、タイムゲートが現れる。エージエント・メビウスが時間分岐を捕捉して2人を見つけ出したのだ。
エージエント・メビウスの尋問を受けたロキはTVA職員が全て変異体であることをぶちまけるが、メビウスはそれを無視してロキを時の牢獄に閉じ込める。
一方ハンターB15はシルヴィに操られた際に過去の記憶を垣間見たことから、真実を確かめるため無断でシルヴィをロックスカートへと連れ出してしまう。シルヴィの魔術によって記憶を取り戻したB15は泣き崩れる。
ロキの言葉が頭から離れないメビウスはラヴォーナのタイムパッドを使ってC20がどうなったのかを調べ、彼女が記憶を取り戻したために処分されたことを知る。
メビウスはロキと協力してTVAに反旗を翻すことを考えるが、ラヴォーナは既にその動きに気づいており、メビウスはあっさりと”剪定”されてしまう。
ロキとシルヴィはラヴォーナによってタイムキーパーズの前に連行され、ついに2人は彼らと対面するのだが……
情報を整理してみる
- シルヴィこと変異体ロキがまだ少女だった時に変異体として捕らえ、そして逃亡を許してしまったのはハンター時代のラヴォーナ・レンスレイヤーでした
※ラヴォーナ・レンスレイヤーはTVAの裁判官でエージエント・メビウス担当の上司であり友人。コミックでは征服者カーンの関係者なので次の「アントマン」の映画に絡んでくる可能性があります - シルヴィが前々回に仕掛けた時間分岐同時多発テロはTVAによって全て処理されて正常に戻ったようです
- タイムキーパーズは作り物のニセモノでした。TVAを作った黒幕はまだ他にいるようです……
- 今回はエンディングの途中にもストーリーがありますので飛ばさずにちゃんと見ましょう!!
今回の感想
私の前回の予想は大ハズレで、結局エージエント・メビウスが2人を助けに来てしまいました。タイムパッドは隠し持ってると思ったんだけどなぁ。
レディ・シフさんの登場とは懐かしいです。エージェント・オブ・シールドにゲスト出演したのが最後でしたからね。この様子なら次の「ソー」の映画の方でも再登場する姿が見られそうです。シフさんはコールソンが生きてるのを知ってるわけですが、多分その辺に触れられることはないのでしょう。
シルヴィの行動の何が分岐イベントになって変異体となったのかは謎のままです。女性として生まれたこと自体が分岐なら生まれてすぐに剪定されていたでしょうし……?
行きすぎたナルシストが自己愛の末に自分と恋愛するというのはなんともコメントに困る話ですね。映像倫理的にはどうなんだこれ?
それにしても最後は怒濤の展開でしたな!!
B15はせっかく助けに来たのにすぐ殴り倒されて終わりなのは役立たずすぎて笑いましたが。
タイムキーパーズを倒してめでたしめでたし、と簡単に行かないのは当然でしょうが、今回のラストからは全く先が読めません!
最後の廃墟はニューヨークっぽいですね。右のビルはどう見てもアベンジャーズタワーですし。
”剪定”が存在を消滅させるのではなくここに飛ばすということなら、メビウスさんも生きてそうです。
さあ、すっかりスパイダーバースならぬロキバースになってきました! マルチバースに突き進むならもうトコトンやっちゃって欲しいですね!!
クラシックVer.のロキ(クレジットでは古典的ロキ)とキッド・ロキ、までは分かったんですが左のごついのは誰だっけ? ハンマー持ってるのがヒントとは思うけど。あとトカゲのロキまで居たのは笑った。これはズルい(苦笑)