スタートレック:ローワー・デッキ S3第4話「機関部を休ませろ!」 あらすじや感想や元ネタ解説など
(以下、ストーリーのネタばれを含みます)
シーズン3第4話(通算24話)「機関部を休ませろ!」”Room for Growth”のあらすじ
艦内が神殿に変えられた影響で、機関部員達は修理に大忙し。すっかり疲労困憊の機関部には強制的に休暇が言い渡された。
彼らは艦長と共に連邦のリラクゼーション船、ダヴ号へと向かう。
セリトスではクルー達の個室割り当て抽選会が行われることになった。運良く個室をもらえるのは4人。
だがテンディはデルタシフトのメンバーが端末を細工して抽選を操作しようとしていることを知る。マリナー達は先手を打つべく一足先に端末へ向かうのだが……
その頃、休暇を楽しむ機関部メンバー達ではあったが結局リラクゼーション中も仕事のことが頭から離れず、仕舞いにはそれが元で艦長のストレスを爆発させてしまう。
責任を感じた機関部員達はストレスを解消するマシンを作り上げ、それを使って一瞬で艦長のストレスを発散させてしまった。
一方、個室の抽選が実は4室ではなく第4デッキの1室のみと知ったマリナー達は、誰か一人だけ個室をもらうより4人一緒にローワーデッキで過ごすことの方を選ぶ。
しかしまんまと個室を手に入れたデルタシフトメンバーは、1室を4人でルームシェアすることにし大いに盛り上がるのだった……
情報を整理してみる
- 艦長はこれまで3度に渡ってミヌーキーに意識を乗っ取られているとのこと
- ドクター・タ・アナがしっぽを失った経緯は、知った奴は殺す程の秘密だそうです。アルゴンキン号で何かあったらしいのですが……
- ドクター・タ・アナはシャックスとデキてる模様(えー)2人きりの時シャックスはタ・アナをダイアンと呼ぶらしい……
今回の元ネタ解説
※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。
- 意識を乗っ取られてマスクを被り、艦内を神殿に変えるというのは、TNGシーズン7第17話「多重人格アンドロイド」から。このエピソードで事件の原因となったのがダーセイ星系の情報保管施設だったのですが、今回艦長が乗っ取られた原因も同じ物というわけですね
- ダヴ号でセリトスの面々をお世話するトズはTASのアレックスと同じエドシアン(イドア人)※原語の綴りはEdosian
- ホロデッキの中が白黒なのは、VOYシーズン5第12話「侵略されたホロデッキ」、要するにキャプテン・プロトンですね!
今回の感想
ドクター・タ・アナが銃撃戦の最中に安全プロトコルを解除するのは笑った。
あとジョーディ・ラフォージが侮辱の言葉として使われてたのも吹いた。ジョーディの名前はどんな風に広まってるんだ(苦笑)
枯山水づくりをストレス発散のために楽しむという発想はなかったなぁ。確かにあれもアートの一種か。いや禅か。
作動中のディフレクター内部が描かれたのはシリーズでは初ですね!あんな風になってたのか! 作動時に内部に人がいないかという安全確認をしない辺りは相変わらずの現場猫案件っぷりです。
とはいえ艦内の珍しい施設をくぐり抜けて進むのはアクションゲームっぽくて楽しかったですね。どちらかというとギャラクシー・クエストの「このシナリオライターは死ね!」を思い出しましたが。
それにしても意気投合したと思ったデルタシフトの連中の手のひら返しがひどかったなぁ。そういうズルい人達がいい思いをして終わるというのは「お話」としてはイマイチ納得いかないぞ!
あとボイムラー達の制服がずっと脇汗でシミになってるのが気になるー(苦笑)
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