暖かくてよい季節になって
5月、6月あたりになると今シーズンのホビーレース・ヒルクライムレースが盛り上がってきます。私も今年は5月の榛名山ヒルクライムレースと6月のMt.富士ヒルクライムレースにエントリーしました。
どちらのレースも昨年は仕事多忙のため、一昨年は膝を痛めて走れなかったために参加しておりません。今年出場できれば3年ぶりです。体力がだいぶ落ちてるのを実感していますので、少しでも成績を上げたければ、これから頑張って練習するしかありません。
5月6月を目標にするならば3月4月はしっかり走りこみをしなければならないのですが、外を走る最大の障害が花粉症です。何ともタイミングが悪い・・・
長年いろいろと対策をしながら乗っていますが、正直言って決め手といえるような対策はありません。やりようはありますが、所詮は程度の問題だと思っています。
対策用品色々
対策で一番最初に考えるべきはマスクでしょう。自転車用マスクの定番といえばやはりレスプロマスクです。昔はスポーツ用マスクといえばこれしか選択肢はありませんでした。
私も長年使いましたが、どんなにキツめに付けても走っているうちにズレますし、排気口があっても呼気が鼻の方に抜けてくるため眼鏡が曇ります。1時間も走ると水蒸気でびっちゃり濡れてしまって水滴がたれてきますし、そもそも口をふさいでいるため水分補給にも不便です。
まあ正直言ってあまりよい商品とは思えませんでした。価格も5000円オーバーですしね。
最近はロード乗り向けの安価なマスクも増えてきているようですが、評判を見る限り残念ながら決め手には欠けるように思います。結局はある程度妥協しながら使うしかないということでしょう。
補給のため口を塞ぎたくないという観点から、鼻に入れるタイプのマスクを使う方も最近は増えているようです。しかしこれもやはり評判を見ると、サイズが合わない、強度がない、鼻水で詰まる、などのネガティブな意見があるようです。
サイズは実際に試してみないと分かりませんからね。1~2個程度のお試しパッケージで売ってくれれば数サイズ買って試すとか出来るんですが。
次に考えるべきは眼鏡です。私もjinsの花粉対策用眼鏡を一つ持っていますが・・・
こういう形状の眼鏡は失敗でした。普段つけるにはいいんです。でも自転車では使えません。両脇の視界が遮られて横の視認性が著しく低下するため、これをつけて走るとかなり怖いです。
自転車用の花粉対策眼鏡を選ぶときは、密着性だけでなく横の視界を重視しなければ駄目だと実感させられました。実際にかけてみて確認するのは必須です。
でもあんまり選択肢無いんですよねぇ・・・
もう一つ忘れがちなこと
カロリーたっぷり砂糖たっぷりの補給食やドリンクは花粉症にはかなり悪影響だと思われます。
まあ体質もありますから全ての人に当てはまるわけではありませんが、砂糖の多い食品は私の場合はアレルギーに対する悪影響を実感しています。
補給用エナジージェルやスポーツドリンクの場合は砂糖よりもブドウ糖・果糖などを用いている場合が多いと思いますが、これらもアレルギーの原因になりうる物質だそうですので、注意が要りそうです。
補給の定番薄皮あんぱんなどは、あんこに大量の砂糖、皮に小麦粉が使われていますので、やはり影響があるかもしれません。
こんなことを言い始めると摂れる補給食が無くなってしまいますので、どこかで妥協は必要かと思いますが、ちょっと心に留めておいても良いかと思います。
ちなみに私が辿り着いた比較的ベターと思われる補給食はこれです
べつに某漫画の影響というわけではありません(苦笑)
私は通販ではなく行動範囲にある九州のアンテナショップで選んで買ってます。薄く切ってひとくちサイズにして使ってますが、自然な甘さでおいしいです。まあエナジージェルみたいな即効性は期待できないんですけどね。
最後の手段
しかしながら、どう対策しても外を走れば花粉の直撃を受けます。外に居る時間が長ければ長いほど悪影響が大きくなるのは間違いありません。
最終的な手段は「外を走らない」これしかありません。トレーニングはローラーやスピンバイクで割り切るのも一つの手段です。退屈だからあまりやりたくはないですけどね・・・スピンバイクについての記事も書いておりますので(こちら)ご参考にして頂ければと存じます。