地方のホビーショーと甘く見てはいけない
静岡で開催された「第58回静岡ホビーショー」を見物してきました。いや~人が多くて疲れました。
ホビーショーと言えば毎年9月にビッグサイトでも開催されており、こちらはいつも見物に行っているのですが、静岡の方はこれまで行ったことがありませんでした。東京からは少々距離がありますので、そんなに混み合うこともないだろうと勝手に思っていたのですが、いやはやビッグサイトよりも混み合って凄かったですね。模型趣味ってこんなに人気あったのかと驚きました(苦笑)
考えてみれば会場のサイズはビッグサイトより小さいわけですし、電車に乗ってしまえば東京からそれほど時間がかからずに行けてしまいます。それにモデラーズクラブ作品展やフリーマーケットなどビッグサイトではないイベントもあるわけですから、混雑する条件は揃っていたのですね。
イベントの詳細は細かく紹介しているサイトが他に山ほどありますので、私は私で気になったところをいくつか書き留めておきます。
マックスファクトリーのダグラムシリーズもついにここまで来たか
マックスのダグラムシリーズでなかなかラインナップに登場しなかった第一世代ガンナーシリーズがついに登場です。見本展示はクラブガンナーだけでしたが、写真でテキーラガンナー、紹介文とチラシではデザートガンナーも正式決定となっていました。これでついに1/72スケールは全てのコンバットアーマーが揃うわけですね。
他にはアイアンフットのバリエーションも展示されていました。このところバリエーションの発表が続いていましたからガンナー系はもう出ないのかと思っていましたよ。
まあデザートガンナーは旧タカラの1/72をそれなりに作り込んで完成した物を部屋に飾ってありますので、発売されなかったとしても諦めは付いたんですけどね。
ガンダムマーカーエアブラシ ハンドピースを購入検討中
ガンダムマーカーエアブラシの導入を考えているので、クレオスのブースでいろいろ話を聞いてきました。
自分は既にエアブラシは2本持っていますので、わざわざガンダムマーカーエアブラシまで買わなくても制作に支障は無いのですが、セッティングが簡単で片付けにも全く手間がかからないこの製品があれば、小面積のちょっとした塗装などにはかなり役立つと考えているのです。
クレオスの方によると実際にそのような需要はあるそうで、そういった人向けにコンプレッサー用の接続ジョイントを同梱した製品も7月に発売になるそうです。私が買うならそっちですね。
購入にあたって気になっていたのは、塗面の仕上がりの荒さと、ガンダムマーカー1本あたりの塗装面積だったのですが、これについては一応の回答を頂けました。
左は塗装見本なのですが、荒れた塗料粒が飛び散った跡が見受けられます。実際このようになってしまうこともあるそうです。ただこれについてはペンのセット位置を正しく調整すれば大丈夫、必ず試し吹きをしながら調整して欲しいとのことでした。
また右のメタリックで塗られたナイチンゲールですが、これを塗るのにガンダムマーカー4本を使用したそうです。さすがにこのサイズになると無理にガンダムマーカーエアブラシで全部やるよりは普通のエアブラシ使った方が楽そうですね。でも4本程度で済むなら思ったほどコストパフォーマンスが悪いというわけでもなさそうです。
バンダイの30 Minutes Missions
バンダイのブースでは「30 Minutes Missions」というオリジナルのロボットシリーズに結構な展示スペースを割いて大がかりに宣伝していました。量産機シリーズで装甲組み替えなどのカスタマイズに幅を持たせており、最大の特徴は30分で組み立て可能な簡単設計だそうです。
アニメ展開などをせず模型オリジナルのロボットシリーズというとコトブキヤさんの「フレームアームズ」が連想されますが、やはりその辺との競合を狙った製品なのかしら…? 展示されていた範囲ではバリエーションモデルの外見の変化が今ひとつ乏しいように感じましたが、その辺は今後色々出てくるのでしょうかね。
モデラーズクラブ作品展も凄かった
メーカーの展示ブースばかりではなく、各地の模型クラブの作品展示会も行われているのがこのホビーショーの目玉ですね。たくさんありすぎて、また人が多くてとても全部の作品を見きれなかったのですが、やはり他の人の作品を見ると自分のモチベーションアップにもなって良いですね。
なかでもディープストライカーが数十機ずらりと並んでいるのは凄かったです。変な笑いが出てきましたよ。
ついでにタミヤ本社も見物してきました
ホビーショーに合わせてタミヤ本社も公開されているというので、こちらも見物してきました。
私はミニ四駆世代ではないので思い入れはないのですが、実車アバンテはいいですね。他にもティレルP34の実車とか、こういった物が普通にロビーに飾ってある企業って憧れます。
個人的には通路に何気なく飾ってあった大塚康夫先生の原画に見入ってしまいました。