餃子といえば・・・
浜松餃子の円形に並べて焼くやり方をテレビで紹介していたので、自分でもやってみました。紹介していたのはNHKあさイチ(2019年2月28日放送分)です。
日本で餃子といえば浜松と宇都宮が覇権争いをしており、消費量日本一の座をかけて戦い続けているそうで、昨年は浜松が王座を奪還したとのこと。浜松は円形に焼く焼き餃子が中心で具は肉が大目、宇都宮は焼き餃子だけでなく水餃子もあって具材は野菜が大目、という特徴があるのだそうです。
早速作ってみます
花粉症シーズンのこの時期は本当ならグルテンフリーの観点から米粉の皮を使って自分で作る方がベストなんですが、今回は面倒なので冷凍餃子ですませました。少しぐらいの小麦粉は良しとします。
フライパンは愛用の鉄製の物を使用。ステンレスフライパンも持っていますが、ステンは炒飯や餃子は苦手ですからね(詳細後述)
まずは火をつけずに油を引いて餃子を並べます。余熱しないで始めるというのはちょっと意外でした。ポイントは餃子が水を吸って膨らんだときにくっつかないように適度に隙間を空けることと、餃子にしっかり油を付けて並べることだそうです。また餃子は解凍せず凍ったままです。
並べたら点火、火力は最初から最後まで強火だそうです。
程よく焦げ目がついたら、水ではなく「お湯」を入れてフタをします。水の量は餃子の3分の1が水に浸かる量とのこと。かなり跳ねるので手早くフタしないといけませんね。
冷凍餃子なら3分40秒、生餃子なら2分30秒蒸し焼きにしてフタを取り、餃子の周りにうっすらと膜が張ってるのを確認したら火を止める・・・ということだったのですが、今回使った餃子がぜんぜん膜を張ってくれなかったので、水分が大体飛んだのを確認して火を止めました。
あとはお皿を被せて、余分な油と水分を切ってからフライパンをひっくり返してお皿に移しました。
うーん、ちょっと焦げてしまったぞ。あまり焦げるのはよくないんだけどなぁ。
最初に焦げ目をつける時間をもっと短くした方がよかったのかもしれません。次回はその辺調整しよう。膜が張るように粉の多くついた餃子でも試してみたいですねー
こういうオーソドックな餃子も良いのですが、個人的には千葉県野田市のホワイト餃子とかも好きなんですよねぇ、また食べたくなってしまいました。ただあれはどちらかというと揚げ餃子で油を大量に使うため、家では作るのが難しいんですよね。食べに行くのが簡単でいいんですけど、近くに店がないんだよなぁ。
(余談)ステンレスフライパンの話
私はステンレスフライパンと鉄のフライパンを使い分けていますが、炒飯と餃子は鉄と決めています。
特に炒飯は鉄でないと駄目です。こびり付き問題もありますが、ステンレスでは焼き飯にはなっても「炒飯」にはならないと思っていますし、鉄でやった方が早くて楽で確実です。
餃子については、実はステンレスでも出来ないことはありません。
しっかり余熱をしてしっかり焼けばちゃんと出来ますが、やはりこびり付きやすくて油断するとフライパンから移すときに皮が破けて崩れてしまいます。どうしても剥がれにくい時はちょっと油を足してやると剥がせますが、そういった手順や小技使っても焦げ付くときは焦げ付きますし、それなら最初から鉄を使ったほうが楽です。
ただ、味の素が出している「油も水もいらない」ギョーザを使うと、ステンレスでも簡単にこびり付かず作れてしまったりします。あれは餃子から油が染み出てくるのでステンレスでも平気なんですね。「油も水もいらない」とは言いますが、ステンレスで作るときは油と水も使った方がちゃんと出来ます。
下の写真は以前その餃子を作ったときのものですが、こいつは油と一緒に水分も染み出てくるので、パリッとした皮も出来てくれますね。