某マンガのレシピに挑戦
先日読んだ某webマンガにて「ラムとフクロタケカレー」というレシピが紹介されていました。
『おしえて!ギャル子ちゃん』ComicWalkerにて第112話が掲載されてます。どうぞよろしく。https://t.co/X5hxXnp4wN pic.twitter.com/835jfh3ulj
— 鈴木健也 (@suzuki_kenya) November 8, 2019
ちょっと気になったのでググってみましたが、このカレーのレシピは検索しても他には出てきません。どうやら作者さんのオリジナルの模様です。
美味しそうだったので、ここは一つ自分でも作ってみることにしました。
ラム肉とフクロタケの入手がネック?
ラム肉については近所のスーパーで扱っているところがあるため、割と簡単に手に入りました(というか普段から割と食べてます)
フクロタケは普通のスーパーでは全く見かけませんでしたので、これは入手が難しいかなぁと思っていたら、近所のショッピングモールに入っている輸入食材店に普通に置いてありました。価格は259円(税込み)でした。
通販でも売ってますが、送料が高く付きそうです。
あとはレシピに従って他の材料を揃えるのですが、特に変わった材料はありません。一部の香辛料は手持ちがないので買ってこようか迷ったのですが、その辺は微妙にアレンジして間に合わせることにしてしまいました。
いやほら、香辛料って下手に買い足しても使わずに放置してしまうことが多いですからね…
まずは材料
この作者さんのマンガは色使いが独特で個性的なのですが、単純にレシピとして見る場合には正直言って読みにくかったです(苦笑)
材料(4人分)
- ラム肉 300g
- タマネギ 大2個(中なら3個程度)
- ニンジン 2分の1本
- ショウガ 1個
- ニンニク 2分の1個
- セロリ茎 1本(今回私は使いませんでした)
- トマト 中2個
- マンゴー缶詰 200g程度
- フクロタケの水煮 1缶
- ヨーグルト 大さじ4
- ターメリック 5振り程度(今回私は使いませんでした)
- チリパウダー 7振り程度(同上)
- ガラムマサラ 大さじ1
- クミン 大さじ2分の1
- サラダ油 大さじ2
- ローリエ 2枚
- 赤唐辛子 2本
- コンソメ 1個
- バター 10g
- 粉チーズ 大さじ1
- ウスターソース 大さじ1
- 味噌 大さじ1
- 塩 大さじ1
- マスタード 大さじ2分の1
- カレールー 2個程度(S&Bゴールデンカレー中辛を使用)
- 水 300ml
結構種類が多いですね。
このうちターメリックとチリパウダーが手持ちになかったので、カレー粉大さじ2で代用しました。他にショウガとニンニクのすりおろしを各小さじ1ずつ追加してます。
セロリは個人的に大嫌いなのでパス(苦笑)
あとトマトはこの時期あまり良いものが店頭にないので、ホールトマト缶で済ませました。
では作っていきます
- 一口大に切ったラム肉をビニール袋に入れ、ヨーグルト、ターメリック、チリパウダーを入れてよく揉んでおく…というのがオリジナルレシピです。
私はヨーグルト、カレー粉、ショウガとニンニクのすりおろし各小さじ1、塩コショウ少々を入れて下味を付けました。以前作ったバターチキンカレー(こちらの記事)でやったのと同じ要領です。
- タマネギを刻んで、サラダ油でアメ色になるまで炒める(カレー作りの定番作業)
- すりおろしたショウガ、ニンニク、ニンジン、セロリ、トマトのみじん切りを合わせてペーストを作る(個人的趣向によりセロリはパス、トマトはホールトマトを使用)
- マンゴーをシロップごとミキサーでペーストにしておく
- フクロタケの水煮を半分に切って、赤唐辛子、ローリエ、コンソメと一緒に鍋に入れておく。
フクロタケを調理するのは初めてですが、独特のぷよぷよ感が面白いです。 - 炒めたタマネギと3のペーストを合わせて、水気が飛ぶまで炒める
- ガラムマサラ、クミン、下味を付けたラム肉をヨーグルトごと加えて全体を絡める
- 少し炒めたらフクロタケの鍋へ投入、マンゴーと水も加えて煮込む
- 沸騰したら弱火にして蓋をして20分。一度火を止めてカレールー、粉チーズ、ウスターソース、味噌、バター、マスタード、塩を入れてさらに10分ほど煮込んだら完成!
(ということなのですが、さすがに塩大さじ1は私には多いと感じたので小さじ1程度に抑えてます。腎臓の数値がイマイチなので…)
できました
微妙にアレンジしたのでオリジナルとは若干風味が違うと思いますが、そんなに遠くはないはずです。
食べてみた感想ですが、まず感じるのは甘さ。そりゃまあマンゴーをシロップごと入れてますしタマネギの甘さやトマトもありますからね。フルーティでサッパリした印象のカレーです。
で、辛さはあとから来ます。この辺はカレールーに何を使うかにも左右されるでしょうが、しっかり辛くなったあと、辛さが退くのも早い感じ。ガラムマサラとクミンも効いてます。
使っている肉が比較的ヘルシーと言われているラム肉で、サラダ油もタマネギ炒めに使った程度ということもあって、あまり脂っこさは感じません。以前作った「ずいりゅうカレー」(こちらの記事)の方が豚肉のこってりした感じがありました。この辺は人によって好みが分かれそうです。
フクロタケは独特の食感が楽しいです。長く煮てもジャガイモみたいに崩れず食感を保ってくれますし、切ったときの隙間がカレーソースをキャッチしてくれているので味の絡みも良いです。かなりカレー向きの食材なんじゃないかしら。
というわけで、なかなか美味しいカレーが出来ましたよ。
ちょっと手間はかかりますが、ラム肉やフクロタケが手に入るなら一度試してみるのもよろしいかと思います。