スタートレックDS9:S4第23話「戦士の宿命」あらすじや感想など
シーズン4 第23話(通算95話)「戦士の宿命」”To the Death”のあらすじ
ブリーン人の略奪船との戦闘からディファイアントが帰還すると、DS9はジェム・ハダーからの攻撃で大被害を被っていた。
ジェム・ハダーはマイクロ核融合装置や光子増幅器、EPS出力安定器を略奪してワームホールに消えたという。シスコはすぐにディファイアントで敵艦を追跡する。
ガンマ宇宙域にやってきたシスコ達は、大破したジェム・ハダー艦を発見する。だがこの船はDS9を襲撃した船ではなかった。
爆発寸前に乗員を救助したところ、救助したジェム・ハダー達にはボルタ人が一人随伴していた。彼の名はウェイユン。
彼によるとDS9を攻撃したのは反逆を起こしたジェム・ハダー達だという。反逆者達はアイコニア人が残したゲートウェイを修復しようとしているらしい。
もしこれが修復されれば、反逆者達は銀河中に一瞬で移動できる力を手に入れる。これはドミニオンにとっても連邦にとっても大きな脅威だった。
ウェイユンはゲートウェイ破壊のためシスコに協力を要請し、シスコは渋々だが了承する。
バンドロス4号星に築かれた反乱軍基地を攻略するため、シスコとジェム・ハダーの合同部隊は準備を進めるが、考え方が全く異なる両者の協調をとるのは困難を極める。
特にジェム・ハダー達のリーダー、オメティクランは強靱な意志と創設者に対する強い忠誠心を持っており、一筋縄ではいかない相手だった。
そしてついに突入作戦が開始される。
ゲートウェイの発する妨害フィールドのためフェーザーが使用できなくなり、奇襲作戦も失敗して窮地に陥るが、からくもゲートウェイ爆破には成功する。
だが作戦終了後、オメティクランはウェイユンを撃ち殺した。それは彼の忠誠心を疑い欺いていたウェイユンに対する、彼からの制裁なのだった……
補足情報や感想など
- ウェイユン初登場ですが、このウェイユンは今回限りです
- アイコニア人は20万年前に銀河を支配した種族で、TNGシーズン2第11話「埋もれた文明」でも触れられています。ウォーフが語っていたのもこの時の事件のことですね
- アイコニア人はスタートレックオンラインではかなり重要な役回りになる種族です(ただしそちらは正史ではありません)
- アイコニア人のゲートウェイは銀河のどこへでも行ける「どこでもドア」と思っておけばオーケーです。ヴォイジャーの艦内にでも繋いであげたいところですね
- 量子魚雷でもニュートロニウム製の装甲は破れないそうです
- 戦闘中心のストーリーかと思わせておいて、ジェム・ハダーの生態や習慣を紹介するお話でしたね。
- オメティクランがおっかないですねぇ。しかもシスコと互角に張り合う強キャラですよ。今回で使い捨てるには惜しいキャラです
- クライマックスの戦闘がショボいのは残念としか……
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