壊れた大人のマインドノート

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映画

【映画】 プーと大人になった僕を見てきた 【何もしないって素晴らしい】

投稿日:2018年9月15日 更新日:

Christopher Robin(原題)

「プーと大人になった僕」を見てきました

当初この映画はあまり見に行こうとは思っていなかったのですが、映画のキャンペーンで来日していた主演のユアン・マクレガー氏が、インタビューでとても気になることを言っていたので、見に行く気になりました

それは仕事しないで自分の時間を大切にすること、「何もしないこと」の素晴らしさでした

映画のストーリーは

子供が見ることを想定した映画ですので、難しい表現は全然ないですし、意外な展開などもなく、ストーリーはとても分かりやすかったです。

大人になったクリストファー・ロビンが、かつての親友プーとおよそ30年ぶりに再会し、ロンドンと100エーカーの森を舞台に巻き起こるドタバタコメディ・・・というのが表面的なお話です。

子供の観客も多かったのですが、しゃべるぬいぐるみ達が駆け回るだけでなかなか楽しく、劇場内は結構な笑い声がありました

でも大人の目線からだと、単なるコメディではないこのストーリーのテーマにうならされるのです

日本人はもっと積極的に仕事を休もう・・・(以下感想です)

純真な子供だったクリストファーでしたが、つらい寄宿学校での生活や両親の死、従軍経験を経て大人になり、仕事の責任の中で完全に自分を見失ってしまっています。彼の置かれた状況を見ると

  • 中間管理職の辛い立場
  • 明らかに無理のある経費削減計画(会社の指示)
  • 経費削減のためにはリストラをしなければならないが、誰もやめさせたくなんかない
  • 仕事をクリストファーに押しつけて、自分はゴルフに行ってしまう勝手な上司
  • 急な休日出勤のため家族サービスも出来ず、家族との間にも溝が・・・
  • 付き合いたくもないのに、付き合いを強要してくる隣人まで居る

いろいろなことを我慢し、ストレスまみれになりながらも、全ては家族のため、将来のためと言いながら自分の本音を殺し続ける姿は、日本の会社員そのものじゃないですか。いや、これは俺自身だ・・・

さらには、子供の頃は「何もしないこと」から素晴らしいことが生まれる、と言っていたあのクリストファーが、今度は自分の娘を寄宿学校へ入学させようとしている始末。

どう見たってクリストファーは寄宿学校の生活楽しんでなかったでしょ! 「自分の全てだ」と言い切る大切な娘をそんなところに入学させようとしているとか、なんで自分の嫌だったことを子供に押しつけてしまうのか・・・

そんな完全に頭の硬い「大人」になってしまったクリストファーが、純真なまま何も変わっていないプーと再会してどうなったか・・・

最初は大人の都合と常識のために凝り固まっていたクリストファーですが、かつての友人達と再会し、100エーカーの森で遊ぶうちに、少しずつ自分を取り戻していく姿が泣けてきました。ただそれでも「仕事がある」と言ってロンドンへ戻ることを急いじゃうんですね。仕事の呪縛からは簡単には解かれません。そりゃそうだ

それでもロンドンへ帰る列車の中で「見えた物を言う」遊びを楽しみ始めたあたりから、彼の目が変わってきたように感じます

大事な会議でのプレゼンに失敗し、娘のために会議そっちのけで飛び出した辺りからでしょうか、彼の頭のスイッチが入ったのは

娘を見つけて、1枚のプレゼン資料をひっくり返してひらめくシーンに彼の覚醒が集約されていき、そこからのプレゼン巻き返しは痛快でした(ちょっと社長が物わかり良すぎで、予定調和な気もしないではないですが)

あとこの会議シーンは「有給休暇」誕生の瞬間でもあったんですね。「従業員に休みを与えるなんてとんでもない」と叫ぶ上司は、昔も今も同じすぎて憤りを感じます

みんなもっと有休使いましょう!!

(ただ制度上は存在していても、職場環境によっては使いにくいのが現状ですが・・・)

何もしないことは難しい

プーが簡単に言う「何もしない」ことが如何に難しいか、みんな嫌というほど知っています

でも「何もしない」が大事だと言うこともよく知っているのです。時には脳みそを休めて、ボーッとする時間だって必要なんです。それを許してくれないのは膨大な仕事量だったり、いけ好かない上司だったり、勝手なことばかり言う顧客だったり・・・

人手不足が叫ばれる昨今、労働環境はもっと改善されるべきと思います。定年70歳論を持ち出してくる勢力もありますが、そんなに働きたいですか???

少し見つめ直してみるための切っ掛けとして、この映画は大人こそ見るべき映画だとオススメしたいですね

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ブログ運営者:raccoon81920@raccoon81920
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小学生時にガンダム直撃のオッサン世代
プラモデル作りは精神を落ち着ける大事な時間
映画・アニメもいっぱい見るいわゆるオタク第2世代
ロードレーサー歴10年以上だが
Mt.富士ではなかなかシルバーをとれないレベル